第1回 地域生活支援サポーター交流会

平成19年7月31日(火)晴れ  於)とばた工芸舎


第一回 地域生活支援サポーター交流会を開催いたしました。

 引越しは誰にとっても手間のかかる大きなイベントです。部屋の片付けや荷物の整理、家具の買い替えや不用品を棄てること、住民票の異動に始まり、電気・ガス・水道・電話などの移転手続き、近所への挨拶まわり、・・大変です。ましてや、障害のある方にとっては、なおさらです。センターでは、開設当初より、「地域生活支援サポーター」という名称で、登録いただいた方々に転居前後のさまざまな雑事を手伝ってもらってきました。既にボランティアとして地域で活動していた方々や、今回新規にボランティア養成研修をお受けになった方々にお声かけをし、現在10数名の方の登録をいただいています。年齢やこれまでの地域での活動暦も様々です。この9ヶ月間で個々に8名の方の転居支援をしていただきました。
 今日は、初めての交流会。これまでの事業報告、支援していただいた方々のその後の生活風景のビデオ上映、そして、「生活力スキルアッププラン」と銘打った新しいプランの提案と実践にむけてのディスカッション・・。初対面同士の方が大半でしたが、和やかな中にも熱のこもった2時間を共有させていただきました。
 生活をやりくりする中での課題はたくさんあります。このプランでは、活動を通じて暮らしのイメージを具体化すること、参加者の自立生活へのきっかけを創ること、仲間づくり、生活圏を拡げること・・など目的は多々ありますが、今回は「調理」を入り口にしたプランについて提案させていただきました。提案と同時に、「どこでする?」「対象はどんな人?」「どれくらいの時間が適当かなぁ?」「頻度は?」「作ったっていう実感をもってもらえる時間にしたいね。」「保存のノウハウも覚えられたらいいね。」・・・生活者としての知恵のやりとりでした。
 早速、8月25日(土)からの開始が確認されました。初回は、ご飯と味噌汁、卵焼き、キャベツの千切り・・くらいからでしょうか。

「地域生活支援サポーター」の活動に興味のある方、「生活力スキルアッププラン」に参加したいなぁ・・とお思いの方は是非センターへご一報ください。